政治の話題は好きではないのですが、
そろそろ選挙ですから、政権側の演出するサプライズを探していました。
それが本日(2016年4月21日)発売の週刊文春、
「飯島勲の激辛インテリジェンス」にありました。
本日発売の週刊文春 4月28日号[雑誌]
「飯島勲の激辛インテリジェンス」の要旨は、5月26日、27日に行われる、
G7首脳による「伊勢志摩サミット」で、
オバマを含むすべての首脳が広島を訪問し、献花するのではないか、というものです。
そう思える根拠として飯島勲氏は、
先の4月10、11日両日のG7外相会議でのケリー国務長官は、
異例とも言える、予定にはまったくなかった「原爆ドーム」への訪問を強行突破したことでした。
慰霊碑で献花するまでは予定通りでしたが、
そのまま車両に乗り込んで昼食会場へ向かうはずが、
ケリー氏の突然の気まぐれで原爆ドーム行きを決め、
そのままみんなで5分ほど歩き、原爆ドームへ行きついたのです。
と、ここでもケリー氏によるサプライズは続き、
ドームだけではなく、原爆資料館などすべての見学を決行したようです。
しかも各国外相も引き連れてです。
もちろん報道はシャットアウトの非公開ですから、
そんな報道はありませんでした。
そして一番興味深かったのは、
ケリー氏は「ところでグラウンドゼロ(爆心地)はどこなんだ?」と聞き、
そちらの空を遠い目で眺め、物思いにふけっていたようです。
ここまでが誌面の概要です。
詳細や正確な表現は購入して見てください。
これだけでも何年かに一度のサプライズです。
ただ、なぜそこまでのサプライズをケリー氏がしたのか?
それは、オバマ大統領がヒロシマを訪れることが決まっているからです。
その下見役をケリー氏が務めたという訳です。
4月10、11日はG7の外相も広島を訪れたわけで、
帰国した外相たちはそれぞれの国の首脳へ報告しているでしょう。
当然、オバマの広島行きも耳に入っているはずです。
そうなれば、G7すべての首脳も広島を訪れ、
核廃絶でノーベル平和賞をもらったオバマさんの最後のはなむけの演出に協力すると思います。
そしてそれは、安倍政権のイメージアップへつながり、
選挙への追い風となります。
官房機密費を使ってでも実現させるでしょう。
これでより一層、伊勢志摩サミットは世界の注目の的となります。
他にもサプライズはあるはずですので、
これからも注意深く探っていきます。