預金封鎖に伴って、
新円切り替えや通貨単位の切り替えが起こった場合、
預金封鎖中に起こることがあります。
それは「ハイパーインフレ」です。
預金封鎖されている最中にインフレになるのですから、
銀行に預けていたお金は、どんどん無価値になっていきます。
ですから預金封鎖前に対策をしておく必要があります。
その有効な対策とは「金を購入する」ことですが、
「俺は預金などないから金など買えないね」
という方も多数いらっしゃるかと思います。
そういう方でもできる有効な対策があります。
それは「1円玉を保有する」です。
例えば「1円硬貨」をwikipediaで調べると、
「品位:アルミニウム 100%」「量目:1g」とあります。
下のグラフより、
アルミニウムの価格は1kg(1000g)当たり200円ですので、
1gの1円玉1枚はアルミニウムの価値として0.2円ということになります。
非鉄金属のミヤタ さんより
この1円玉を純金ならぬ純アルミニウムという「鉱物」として保管するのです。
もし「預金封鎖」も「ハイパーインフレ」も起こらなければ、
そのまま1円として使用することができますし、
ATMの硬貨投入口にまとめて200枚(ゆうちょの場合)を、
自動計測して自分の口座に貯金し直すこともできます。
「ハイパーインフレ」が起こった場合は、
1円玉(アルミニウム1g)の価値が、
0.2円から4円程度まで上昇(20倍の場合)しますから、
インフレ率に応じた価値の上昇が見込めます。
このような資産保全も、
貯金箱などで、お手軽に行うことができます。
日ごろから貯めておきましょう。
なお、5円玉とか10円玉は金額に対して、
鉱物としての価値は低いですから、
1円玉が効率的です。
ちなみに、お金の原価(鉱物としての価値+加工費)の参考値は以下の通りです。
(硬貨はその時の鉱物の価格で上下します)
お金の原価
[紙幣] [原価]
・1万円⇒約22.2円
・5千円⇒約20.7円
・2千円⇒約16.2円
・1千円⇒約14.5円
[硬貨] [原価]
・500円⇒約30円
・100円⇒約25円
・50円 ⇒約20円
・10円 ⇒約10円
・5円 ⇒約7円
・1円 ⇒約3円
1円は3.0倍!
5円は1.4倍!
その他は原価割れです。
1円にこそ、価値があります。
1円を笑うものは、1円に泣きますよ。
ホントに。
情報ありがとうございます。大変参考になったのですが、1円玉を地金として売るにはどうすればいいのでしょう。東京商品取引所に持ち込めば買ってくれるのでしょうか? 1円玉のまま提出しても貨幣としてしか扱ってもらえないのではと思うのですが。
宜しくお願いします。